何度やっても慣れないね。バリウム検診を受けてきました

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先月末、区の胃がん検診を受けてきました

今年は胃がん検診を受けることにしました

親父のかかりつけの内科さんは区指定の医院なので、今年もそこで健康診断を受けてきました。ですが、検査機器の関係上、胃の検査ができません。受けるには自分で申し込みをしないといけない…。
面倒だなぁと思いつつ、前に受けたのを振り返ってみると……もう3年前になる……。
『しばらく経ってるし、まぁ受けておくか』と、区の医師会のホームページから申し込んだのが6月のことです。

申込の際に日程の指定ができない、日程は申込日の翌々月以降になる、という、何とも不親切な申込機能でしたが、その結果として指定された日程が先週末でした。
特に予定のない日だったので、日程変更はせずにすみました。
(所定の場所に連絡すれば日程変更は可能なようでしたが、どこまで融通が利くのかは不明ですね……)

場所として指定された検診センターは、自宅から約4キロ程度。
受付時刻は午前11時、となっていました。

バリウム検診体験記?

検診前の準備

検診前の注意事項としては
 ・前日の晩は午後9時までに夕食を済ませる
 ・当日の朝は食事不可
 ・飲み物は、受付2時間前までに200mlの水ならOKお茶不可
お水というのは、薬の服用が必要な人のための条件のようです。

起床後に水分補給していないのはカラダに良くないので、コップ1杯の水を飲んだ上で、約1時間前に自宅を出発。運動がてら、歩いて現地に向かいました。

着替え、そして検査室へ

検診センターに入って受付すると、検査用の服を渡されました。

 受付「靴下とパンツ以外は脱いで、この検査衣に着替えてください」

更衣室で着替えて、受付前でしばらく待っていると名前を呼ばれて、検査室の前まで案内されました。
3人ほどが待っていて、脇のテレビにはバリウム検診に関するビデオが繰り返し流れています。こんなのは見たことがなかったので、見てみることに…。

 ビデオ「発泡剤を飲んだ後は、ゲップをしないようにしてください」
 あき 「(うん。それは知ってます…)」
 ビデオ「我慢する際、生唾を飲むようにすると、しばらく楽になります」
 あき 「(なんですと! それは知らんかった!)」

 ビデオ「撮影中は、両脇のバーを下からしっかり握って、体を固定します」
 あき 「(そうそう、けっこう力がいるんだよね…)」
 ビデオ「横向きになる場合は、上側の腕は体に重ならないように、
     背中側のバーを持ちましょう」
 あき 「(なるほど…)」
 ビデオ「うつ伏せになる場合は、バーの上からではなく下から握ってください」
 あき 「(え~、そうなの! 知らんかった!)」

思いのほか、新しい発見がありました。

バリウムを飲む そして苦しむ…

前の人が入ってからしばらくして、合図のベルが鳴りました。すると、検査室前にいるお姉さんが、発泡剤とバリウムを準備してくれました。

 お姉さん「発泡剤をふくんで、バリウムを飲んでくださ~い」

ここは、発泡剤をバリウムで流し込むやり方のようです。
(会社での検診の時は、先に発泡剤を少量の水(?)で飲んでからバリウムだったと思う)
ここのバリウムは比較的サラサラ。飲みにくい、っていう感じはなかったでが、飲み干した後に粉っぽい感じが口の中に残って、後味は良くなかったです。

で、しばらくすると検査室のドアがあいて、前の人が出てきて、入れ替わりで僕が入りま………、あれ? 出てきたのは前の人じゃなくてお医者さんだ。
発泡剤とバリウムを受け取って、また中に入っていきます。

 前の人、ゲップしちゃって追加の発泡剤か~?

そして、追加の(?)撮影が始まりました。
その間、僕は外で待ち…。そう、発泡剤&バリウム服用した状態で…。

繰り返されるゲップの衝動。
 あ。生唾のむと楽になるんだっけ。ゴクリ。……あ、少しおさまった…。
 ……またダメだ…。ゴクリ。……ふぅ……。
 ……あ、また…。ゴクリ。……ふぅ……。
さっきのビデオがさっそく役に立つとは思いませんでした。

きっと1分程度だったんでしょうが、僕には5分か10分くらいに感じる長い時を経て、やっと自分の番がやってきました。

撮影開始

さて、やっとまわってきた僕の番です。
検査の機械に乗って、お医者さんの指示にしたがって動きます。
 ・右回りで3回まわってください
 ・少し右を向いてください
 ・右を向いてください
 ・左に1回まわってください
 ・左を向いてください
 ・うつ伏せになってください
これは僕の場合だけかもしれないんですが、いろいろ動かされている間は、ゲップの衝動があまり起きないんですよね。
追加で飲まされることもなく、無事に終了しました。
次の人に、あんな苦しいガマンをさせずに済んでよかった~。

撮影終了後

検査室を出ると、お姉さんに洗面所に案内されました。

 あき  「いやぁ、あの状態で待つのはツライっすね…」
 お姉さん「すいません。いろいろ諸事情がありまして…」
 あき  「いえいえ。まぁ、仕方ないですよね…」

洗面所では、下剤(赤いヤツ2錠)と水の入ったコップを渡されます。

 お姉さん「では、こちらの下剤を服用してください」
 あき  「はい。(この場で飲まされるんだ…)(ゴクリ)」

あと、検査後の諸注意の書かれた紙を渡されました。
アレルギー等が出たら受診してください、とか、水分とって、とか、早めに出して、とか、そういうのが書かれたものですね。

あとは着替えて、受付で自己負担金(今回は\1,000)を払って終了となりました。
その後は急いで帰宅。僕の場合、下剤が効いてくるのは約1時間後(という過去の傾向がある)なのですが、何とか間に合いました。
いうまでもなく、その日はトイレとお友達状態でした…。

まとめ

今回は、バリウムを飲んだあとにしばらく待つ、という想定外の苦行体験がありましたが、なんとか無事に検診を受けることができました。
結果は3週間以内に送付される、とのことです。異常がないことを祈ります。

さて、この検診の諸注意としては、前後に予定をなるべく入れないことでしょう。検診前は食事できませんし、検診後はトイレに通うことになりますからね…。
バリウムは早めに体外に出さないと固まってしまうそうなので、検診後のトイレは意外と重要です。検診を受けて、かえって体調不良になったのでは元も子もないですから、注意しましょうね。

次は2~3年後かなぁ…。(毎年受けるのはイヤ…)