【2020年】今年の国民健康保険もnanaco納付にしました

税金・保険・年金, 節約術

6月に届く納付書。ラストは国民健康保険です。

納付方法ごとの納付額を算出してみよう

今年の国民健康保険の納付額は 約319,000円。
分納の場合は、1回あたり 約31,900円 です。
一括納付は金額が高すぎてnanaco支払ができないので、分割納付で考えます。

ちなみに昨年の納付はnanaco納付にしました。(最初の方にnanaco納付にした、とチョロっと書いただけですが…)

今回もそれぞれの額ごとに、損得の算出をしてみます。

クレジットカードの場合

ウチの在住区だと、住民税と同様にスマホアプリ「モバイルレジ」を使うとクレジットカード納付ができます。決済手数料も、住民税のと同じです。

収納金額 決済手数料
(10%税込)
1円~ 5,000円 27円
5,001円~10,000円 82円
10,001円~20,000円 165円
20,001円~30,000円 275円
30,001円~40,000円 385円
40,001円~50,000円 495円
以降10,000円増ごと 110円加算

僕が使っているP-oneWizカードの還元率 1.5% で算出してみます。

 31,900円(納付額) + 385円(決済手数料) - 484円(1.5%分)(端数切捨) = 31,801

nanacoの場合

ファミマTカードでのnanacoチャージにてつくポイント分で、還元率 0.5% で算出します。

 31,900円(納付額) - 159円(0.5%分)(端数切捨) = 31,741

比較すると、nanaco納付の方がお得ですね。

 31,801円(クレカ) - 31,741円(nanaco) = 60

差額は 60円 と出ました。

スマホ決済の対応状況は?

スマホ決済の納付可否を、僕が利用している2種類について確認。

PayPay

バーコードを読ませてみましたが、ダメでした。

ファミペイ

ファミペイアプリ、ファミペイのホームページで確認してみましたが、こちらもダメでした。

国民健康保険については、スマホ決済対応はまだまだな感じです。

クレジットカード vs nanaco、スマホ決済 の損益分岐点

これまで、何回かクレジットカード納付とnanaco納付(またはスマホ決済)について比較してきましたが、だいたいの感じがわかってきました。

僕のクレジットカードは還元率1.5%。nanacoやスマホ決済の還元率は0.5%

クレジットカードの場合、
 納付額 + 決済手数料 - 還元率1.5% = 実際の納付額
nanacoの場合、
 納付額     - 還元率0.5%     = 実際の納付額

要は、
 + 決済手数料 - 還元率1.5%

 - 還元率0.5%
との比較、ということになるわけです。ざっくりで考えると、

 決済手数料が納付額の1.0%回れば、クレジットカードがお得
 決済手数料が納付額の1.0%回れば、nanacoがお得

ということに。

前に示した決済手数料の表を見て考えてみると、各納付額の範囲のうち後半の額にならないと(例えば3万円台なら、38,500円を超えないと)1.0%を下回らないし、5万円を超えたら1.0%以下になることはない…。
クレジットカードは圧倒的不利で、納付額が少なめで、かつ、ある特定の金額範囲の時だけ有利になる、ということかわかりました。

国民健康保険は、今年もnanaco納付です

ということで、国民健康保険は今年もnanaco納付の方がお得でした。
あと、ざっくりと考察してみて、決済手数料が1.0%を下回るか? がポイントだということもわかってきました。
たいていの場合はnanaco納付の方がお得で、たま~にクレジットカード納付の方がお得な時がある、ということですね。その「たま~に」を逃さないように、今後も地道に納付額算出にいそしんでいくことにします。