住民税のクレジットカード納付ができるみたいなのでやってみました

2020年06月30日税金・保険・年金

6月は納税が続きます…。

自動車税、固定資産税ときて、残りは住民税と国民健康保険です。


2020/06/30更新

2020年の国民健康保険納付について更新しました。


2020/06/29更新
2020年の住民税納付について更新しました。

国民健康保険はnanaco納付

6月後半になって、国民健康保険の納付書が送られてきました。
国民健康保険は、口座振替か納付書で払うか、の二択のようなので、納付書でnanaco納付をすることにしました。
口座振替だと何の還元もないですが、nanaco納付だとクレジットカードのチャージ時ポイント還元が 0.5% があるのでお得です。

住民税はクレジットカード納付できるみたい

同じころ、住民税の納付書も送られてきました。
住民税も同様にnanaco納付…と考えていたのですが、同封の紙に「スマホアプリを使えばクレジットカード納付できる」とありました。相も変わらず決済手数料はかかるようですが、比較してみるとそれでもお得になりそうだったので、アプリ経由での納付をやってみることにしました。

指定されているアプリは、モバイルレジ
さっそくインストールしてみました。

使い方はとても簡単で、
 ・アプリを起動
 ・納付書のバーコードをカメラにかざす → バーコードが読み込まれる
 ・決済方法を選択
 ・決済情報(クレジットカード情報)を入力
という感じで、いたってシンプルなものでした。

決済手数料は、というと以下のとおり。

収納金額 決済手数料(8%税込)
1円~5,000円 27円
5,001円~10,000円 81円
10,001円~20,000円 162円
20,001円~30,000円 270円
30,001円~40,000円 378円
40,001円~50,000円 486円
以降10,000円ごと 108円加算

都税の決済手数料と比較すると、少しだけ高めなようです。
モバイルレジに対応している市区町村の情報をいくつか確認してみましたが、どこも手数料額は同じみたいです。
 中央区-モバイルレジでの納付について
 港区-スマートフォンで納税する(モバイルレジ)
 練馬区-スマートフォンでクレジットカードで納付する
 国立市-モバイルレジでの納付

クレジットカード納付額を算出してみました

今年の住民税額は 22,300円 で、7,300円×1 と 5,000円×3 の4枚の納付書に分かれていました。(一括納付の納付書は同封されてなかったです)
ということで、4回分に分けて算出してみます。
(クレジットカードは P-oneWizカードで、還元率は 約1.5% で算出します)

 7,300円(納付額) + 81円(決済手数料) - 110円(1.5%分)(端数切捨) = 7,271円
 5,000円(納付額) + 27円(決済手数料) - 75円(1.5%分)(端数切捨) = 4,952円
 → 7,271円 + 4,952円×3[回] = 22,127円

一方、nanaco納付の場合として 0.5% 還元で算出してみると、

 7,300円(納付額) - 36円(0.5%分)(端数切捨) = 7,264円
 5,000円(納付額) - 25円(0.5%分)(端数切捨) = 4,975円
 → 7,264円 + 4,975円×3[回] = 22,189円

比較すると、

 22,189円(nanaco納付時) - 22,127円(クレカ納付時) = 62円

若干ですが、62円 ほど、クレジットカード納付の方がお得でした。

初回分を納付してから気づいたこと…

4回分納のうち1回目の期限が7/1だったので、さっそく1回目分の7,300円納付の手続きをすませました。
で、あらためて上記の算出結果を見てみたところ……

 1回目はnanaco納付の方が得だ…(7円ほど)

これは失敗。
1回目だけnanaco納付にして、2~4回目はクレジットカード納付にするのが正解だったようです。これには気づきませんでした…。

あと、今回は一括納付の納付書がなかったので分納にしましたが、仮に一括納付ができたとして、クレジットカードで納付したとすると、一括納付した方が決済手数料が高くなりそうです……。

 22,300円に対する決済手数料 … 270円
 分納した場合の決済手数料  … 81円 + 27円×3[回] = 162円

クレジットカード納付の決済手数料、あなどれません!

まとめ

自動車税、固定資産税に引き続き、住民税も僕の場合はクレジットカード納付の方がお得でした。ですが、細かく見ていくと、一括納付と分納で決済手数料が異なる場合があったり、各分納時の納付額によって損得が逆転する場合があったり、ということがあるようです。
毎年、毎回の納付のたびに納付額の算出は必要ですが、一括や分納、合計額だけでなく各回の納付額も考慮して、どの納付方法がお得か?を確認しないとダメですね。

今回は勉強になりました!