iDeCo掛金の口座振替をイオン銀行に変えてみました
僕は会社を退職してからすぐ、2017年からiDeCoを始めました。
iDeCo掛金を引き落とす銀行口座を、昨年の11月から12月にかけて、イオン銀行口座に変更する手続きをやってみたので、紹介します。
僕のイオン銀行口座について
イオン銀行の口座を作ったのは、2018年の秋ごろ。「イオンカードセレクト」を申し込んだんです。
・クレジットカードとキャッシュカードの一体型
・ゴールドカードが年会費無料
・ゴールドカードに昇格させるのが比較的簡単(当時は…)
・ゴールドカードになると、イオン銀行の「Myステージ」が上がり、普通預金の金利も上がる
当時、普通預金金利が高かったのが(マネーブリッジを設定した)楽天銀行。でも「突然、口座凍結された…」なんていう情報もあったりして、資金を集めるには抵抗がありました。
そんな時、イオン銀行で「Myステージ」をあげると、楽天銀行と同等の普通預金金利になる、と知ったんです。さらに調べていくと、イオンカードセレクトをゴールドに昇格させる条件のひとつに「500万円以上の円定期預金」という比較的簡単なものがあることが判明。
ということで、カードを申し込み、円定期預金を作りました。
ところが、このゴールド昇格の条件が2018年11月ごろから消滅したらしく、僕にはゴールドへのインビテーションは届きませんでした。しかも、2019年4月から普通預金金利が改訂されてしまいました。
ウチの最寄にはイオン系の店舗がないこともあり、利用機会はゼロ。
以後、イオン銀行口座は放置状態となっていました。
iDeCo掛金の振替口座変更のキッカケはMyステージの見直し
先日、僕の使っているキャッシュレス決済をまとめたわけですが、
そこで気になったのが、
iDeCo掛金の口座振替 30点
iDeCoはイオン銀行ではなくSBI証券で作っていたので、「この項目は関係ないなー」とスルーしていたんですが、ふと思ったわけです。
これ、iDeCoがイオン銀行じゃなくてもOKなのでは…?
イオン銀行のサイトに「チャットでご質問」というのがあったので質問してみたところ、iDeCo口座が他行のものでも問題ないことが判明しました。
iDeCoの口座振替はUFJ銀行にしていましたが、特に特典はありません。
一方、イオン銀行にすればMyステージが上がって、普通預金金利がアップします。
特典がないよりあった方がいいよね? ということで、さっそくiDeCo掛金の引落口座変更手続きをすすめることにしました。
iDeCoの引き落とし口座変更手続きをしよう!
SBI証券の場合、手続きに必要な書類を請求するためのページが用意されています。
SBI証券-iDeCo-各種変更手続きのご案内
ここから「加入者掛金引落機関変更届」を請求しました。
申し込んだのが11月の初め。数日後には手元に届きました。
普通はこれに記入してSBI証券へ返送するだけなんですが…?
イオン銀行特有の話 印鑑登録してない場合は…?
手続き書類には、当然のことながら金融機関登録の印鑑を押す場所があります。
ここで記憶をたどってみるのですが、印鑑登録した記憶がない…。
それもそのはず。イオンカードセレクトの申込はオンラインですべて完結してしまうので、印鑑登録が不要なんです。
もしかして、印鑑登録しなきゃダメかな?
ってことで、イオン銀行のサイトで調べてみました。
口座振替手続きをまとめたページを確認したところ、「郵送の場合なら印鑑登録がなくてもOK」となっていました。
画像引用元:イオン銀行-口座振替サービス(口座振替によるお支払い)-郵送でのお手続き
利用可能な支払い先として、iDeCoが郵送手続きに対応していることもわかりました。
(3項目目が「郵送で手続き」で、○になってました)
画像引用元:イオン銀行-口座振替サービス(お支払先一覧)
(その他 の5番目です)
また、「よくあるご質問」にも該当項目がありました。
画像引用元:イオン銀行-よくあるご質問
以上を総合すると、やることは以下の2つ。
・引落機関変更届に記入してSBI証券に返送(印鑑は任意のものでよい)
・イオン銀行から「承認依頼」のメールが来たら、イオン銀行のサイトで操作
印鑑登録をしなくても大丈夫で、代わりにインターネットバンキング経由で承認操作をすれば良い、ということでした。
そうとわかれば、手続きをどんどん進めていきます!
SBI証券の場合は「毎月14日必着で当月処理」とあったので、必要事項を記入してすぐに返信しました。
イオン銀行特有の話 承認操作をする
変更届を返送したのが11月8日ごろ。これなら当月処理だよね、とのんびり待っていると、11月30日にイオン銀行から承認操作依頼のメールが来ました。
さっそくイオン銀行のサイトへ行ってログインすると、このお知らせ画面が表示されました。
「キャンセル」する理由はまったくないので、「申込」を選んで、画面の下の方にあった「次へ」を押します。
すると、通常のログイン後の画面になりました。
操作はこれだけ。非常にあっけなく終了です。
不安になったので、メールにあった「履歴照会」を確認すると「完了」となっていました。
よかった~。
残りの確認作業(念のため)
僕がやる手続きは終わったので、あとは待つだけです。
12月15日にSBI証券のiDeCoサイトを確認したところ、引き落とし口座がイオン銀行に変更されていました。
そして12月26日、イオン銀行から引き落とされていました。
(UFJ銀行からは引き落とされていませんでした。ちゃんと切り替わってました。)
iDeCo掛金の引落口座変更は非常にカンタンでした
ということで、無事にiDeCo掛金の引落口座変更ができました。
通常であれば「iDeCo口座のある金融機関に対して変更届を提出」するだけです。今回はSBI証券の場合を紹介しましたが、他の金融機関を利用の場合も同様で、その金融機関に届を提出すれば大丈夫です。
今回は、変更する銀行口座が「イオン銀行」で「印鑑が未登録」だったので、「承認操作」が別途必要となりました。当然ながら、印鑑が登録済であれば必要のない作業です。
今回はイオン銀行の場合で「問題なくできたよー」ということを紹介しましたが、他の金融機関の場合はできるかどうかも含めてわかりませんので、ちゃんと調べてから手続きするようにしてくださいね。
また、変更手続きのスケジュール感もわかりました。
当月締めの提出に間に合えば、証券会社の処理が進んで、月末ごろに金融機関側の処理に進んで、iDeCoのサイトに口座情報が反映されるのが、翌月中ごろ。これと比較して遅れていると感じるようであれば、各金融機関に問い合わせするといいと思います。参考にしてみてください。
イオン銀行 Myステージ上げるぞ~
さて、当初の目的だった「イオン銀行のMyステージ」ですが、確認してみたところ、iDeCo掛金引落の30点が2ヶ月後に反映予定となっていました。目的達成です!
こうなると欲が出て、あと30点を確保してゴールドステージを確保したくなりますね…。
ゴールドカード保有は望みが薄いので、「外貨普通預金積立 30点」あたりが狙い目でしょうか? 「イオンカード引落額あり」や「外貨預金残高あり」も候補ですが、それなりの額が必要なので、キビシイかな、と感じます。
ゴールドステージになれば、普通預金金利が0.1%になるし、振込手数料が3回無料になります。そうすれば、この口座を「円資金の保有口座」として、一時的にも永続的にも使いやすくなるので、積極的に考えていきたいと思います。
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