ダイニングセットに続いて、オフィス用のイスを導入しました

親父について

ダイニングテーブルにしてからしばらく経ちましたが、親父が長時間座っているのが辛そうなので、イスを変えることにしました。

ダイニングテーブルになったけど…

ダイニングテーブルを導入したのが今年の3月。

かれこれ2ヶ月ほどたちまして、すわっての生活も少しは慣れてきました。
環境が変わったことで、親父の足の状態も良い方向に変わってくれれば、と思っていたんですが、そううまいことにはならず、以前に比べてあちらこちら「痛い」というようになってきました。
腰だったり、背中だったり、足だったり、と症状はさまざま…。
テーブルにしたときに心配した「運動量が減った」ことで、あちこちに痛みが出ている可能性も考えられるんですが、僕としては「イスが原因かなぁ」と感じました。

イスがあってない…?

ダイニングセットのイスは座面の高さが40cmくらい。親父にとっては座面が低いと感じるようなので、座布団を敷いて高さ調整をしていますが、ごくごく普通の形のイスです。
床座のときに使っていた籐製の座椅子と比較すると、背もたれの形や角度が全然ちがいます。座椅子の方が形はまるいし、角度は寝ています。

一日のうち長い時間を座って過ごしているので、座り姿勢はそれなりに重要です。いつもの体勢が変わったのですから、カラダに痛みが出てもおかしくない…。
ということで、僕としては

 ダイニングセットのイスが親父にはあってない

と感じたわけです。

親父用のイスの導入を考える

さて、あっていないと思われるイスを使い続けるのはいかがなものか、ということで、どんなイスがいいのか、を考えます。
 ・座面の高さは45cmくらい(高さが変えられればなお良し)
 ・背もたれの角度がある (座椅子のように、ある程度は寝ている)
 ・座面の幅は広め    (親父はガタイがいいので)
 ・肘掛けがある     (これは親父の希望)
条件としては、こんな感じでしょうか?

で、この条件から真っ先に思い浮かべたのはオフィス用のイス。
長時間座っていても疲れにくいように作られているので、用途としてはバッチリですし、座面が回転したりキャスターが付いていたりすれば、立ち上がるのもやりやすくなるはずです。

先日、ホームセンターにいく用事があったので、親父を連れて行って、展示品のオフィスチェアに座ってもらったところ
 親父「座りやすいなぁ」
というので、オフィス用のイスから選定することにしました。

オフィス用のイスの中から、比較的座面の幅があって、なるべく安価なものを探していって、最終的には親父が汗かきであることを考慮して「メッシュ素材」になっているものに決めました。

さっそく組み立て

連休前に注文したのですが、届いたのはGW後半になってしまいました。

イス箱の写真

開封してみました。(箱にキズはあったけど、中身に問題はなさそう)

イスの各部品の写真

説明書と見比べて、不足パーツがないことを確認。
組み立ては非常にカンタンです。計14本のネジを付属の工具を使って止めれば完成です。

完成したイスの写真

この商品は肘掛けの位置を調整できるので、まずはいちばん広い状態で仮止めして親父に座ってもらい、希望を聞きながら位置を調整していきます。
結局はいちばん内側のところで大丈夫、ということで、いちばん幅の狭い位置に決まりました。

使ってみて

オフィス用ということで、長時間の利用を前提として作られたものだからでしょうか、とても座りやすそうです。あまり「痛い」とは言わなくなった気がします。
また、もともとの座面が広めなうえ、肘掛けの位置を(数cm程度ですが)調整できるので、ガタイのいい人でも問題ありません。体の大きめな親父が座っても幅に余裕があります。

ちょっと気がかりな点としては、安定性
このイスだと、座面と支柱の接合部、支柱と脚の接合部、の2箇所はネジ止めではなく、ただハマっているだけの状態です。ガス式の高さ調節機能があるイスなので、その箇所がネジ止めでないのは当然ですね。とはいえ、その箇所に変な方向で負荷をかけると弱そうな感じがします。特に親父はガタイも大きく体重もあるので、バランス悪い状態で座り続けると、その負荷で金属疲労等の影響がでて傾いてしまいそうです。

また、商品紹介には「10~30度のロッキング機能」とありますが、これは座面下につけた金具を「しならせる」ことで実現しているようです。これも金属への負荷がかかりそうなので、あまり頻繁に使わない方がいいかもしれません。

まとめ

使い始めてから日が浅いので何とも言えませんが、少しは身体の痛みはおさまったようなので、何らかの効果はあったと思われます。でも、使ってみた感じでは金具への負荷がけっこうありそうな構造をしていたので、個人的には「1年もてばいい方かなぁ…」という感想です。やっぱり安価なものはそれなりの品質、といえる気がします。
とはいえ、使ってみないとその耐久性はわかりませんので、いい意味で期待を裏切ってくれることを望んでいます。