LANのハブが壊れました
先日、パソコンからインターネットにつなげなくなりました。
短時間で原因特定、対応できたのですが、その時の顛末をまとめてみました。
ネットにつながらないぞ?
水曜の夜。ちょっと調べものをしようとしてパソコンを起動したのですが、インターネットにつながらない……。右下のタスクバーを見ると、確かにネットワークのアイコンが「!」ってなっていました。
このままじゃ調べものできないじゃん……。ということで眠い目をこすりつつ原因を調べることにしました。
ネットにつながらない原因はどこだ?
原因が何なのかを探ります。
まずはルータから
まずはルータを確認。うちのネット環境はNTTフレッツ光回線で、光回線をつないだルータが起点となっています。これがDHCP(屋内のLANのIPアドレス自動割り当て)もやっているので、「ルータが何かバグったかな?」と考えたわけです。
何かあったらランプが赤く点滅してる、とかあるはずですが、緑のランプがそれなりに点灯しているだけで特に変な感じはありません。念のため、電源を抜き差しして再起動をかけてみましたが、相変わらず接続できませんでした。どうやらルータは大丈夫そうです。
次はネットワークハブ
次にLANのハブを確認。うちでは稼働中のPCが複数台あるので、ルータの次に8ポートのハブをつないでいます。見てみると、電源のランプが点灯しているだけ。
明らかにおかしいぞ…
LANケーブルをつないでいれば、各ポートのランプが何かしら点灯するはずですが、それが何も点灯していません。電源を抜き差しして再起動をかけてみますが、状況は変わらずで電源ランプしか点灯しません。
原因はハブで決まりです!
原因はハブだとわかったぞ。さて…?
とりあえず代替機でその場をしのぐ
使っていたハブは、コレガCG-SW08GTXという機種。
どうやら2008年に購入したものらしく、すでに販売終了品。永久保証があるわけでもなし、これは素直に新しいものを買うのが妥当かな、と判断しました。
新ハブ調達となれば機種選定がしたいのですが、今はネットにつなげないので調べものができません。調べものをしたくて始まったことなのに、調べたいことが増えてしまいました。
どうしたものか、と途方に暮れましたが、ふと思いがよぎります。
あ、そういえば使ってないハブがあったような気がする……。
記憶を頼りに探してみると、5ポートのハブが出てきました。とりあえずこれを代替機にして急場をしのぐことにしました。
新ハブの機種選定
ネットが使えるようになったので、さっそく機種選定に入ります。
1000BASEで8ポート、連続稼働時の放熱を考えて金属筐体、という条件で探すと、ELECOM、BUFFALO、NETGEAR、TP-Link等のハブが引っ掛かりました。
いろいろ思うところもあって、BUFFALOとNETGEARの2択で検討して、 最終的にはBUFFALOに決めました。
新ハブ購入 選んだのはバッファロー製
選んだのは、バッファローLSW5-GT-8NS/WHです。
最安値を調べたりして、この時点でほぼ最安だった密林さんで注文しました。
新ハブ到着
注文したのが水曜の夜。そして木曜の夜には届きました。密林さん早すぎです。
最近の製品は箱が小さいですね。筐体の大きさとほぼ同じくらいでした。
さっそく届いたハブに入れ替えます。元のハブがあったところに同じように設置して、LANケーブルを挿します。……挿し…ます…?
挿さんないぞ?
あ。もしかして…と思って新旧のハブを見比べます。
コネクタの向きが逆だ……。
写真の下側が前のハブで、LANコネクタのツメが下を向いています。上側が新しいハブで、ツメが上を向いていました。これは盲点。
LANケーブルをねじりながら挿すわけですが、これがけっこう大変でした。一度クセのついたケーブルは意外と形が固まっていて、180度ねじるのに一苦労しました。
最後に想定外なコトもありましたが、何とか今回の「ネットワークつながらなくなったよ事件」は解決です。
まとめ
ネットワークハブは、普段は動いていることすら気にしないような機器ですが、いざ壊れると困りものです。今回、ネットが使えなくなった時間は短かったですが、使えないと不便なことを痛感しました。
速度やら消費電力やらといった性能も大事ですが、やはり安定して長いこと動いてくれる「耐久性」がいちばん重要なのかもしれませんね。
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